昭和病院 院長より

昭和病院との出会いと第一印象

皆さんは、当院に対してどんなイメージをお持ちでしょうか?今春、院長として赴任して私が最初に驚いたのは、ガバナンス(院内統制)が大変しっかりとしていることでした。あらゆる職種、組織の隅々にまで「何のために医療、看護、介護を行うか」という目的や理念が浸透しており、職員の動きがきわめて機敏で、一人ひとりが分刻みで時間どおりに動いているのです。また、建物をみても、外観は古いのですが、内部をみていくと細かなところまで非常によくメンテナンスされていることに気が付きます。埃もなく、きれいに磨かれており、ここにも職員の意識の高さ、日常的に組織全体がきちっと動いていることを感じました。

 

高齢者が主役の社会を目指して

超高齢化社会に向けて、今後どう医療ニーズに応え、どのような病院をつくっていくか。それを考えた時、行き着くのは「地域の活性化」への積極的な取り組みです。産業の振興も大切ですが、根底的には『安心』をつくることが重要なのです。元気な高齢者が主役となって若い人を手助けする地域、認知症を抱えても、その長い人生の歩みに周囲が敬意を払い、思いやりをもって支える地域、ハンディキャップを持つ人も「長生きして良かった」「生きていて良かった」と思える地域づくり…。その一端を担うのが、当院の使命であると考えています。

 

地域と共に、下関から全国へ

幸いなことに、下関にはレベルの高い長期療養型の医療機関や福祉施設が集まっています。
大都市に比べれば、「隣近所に住む人の顔は分かる」といった地域コミュニティも健在です。また、地域全体の共通理念を描き出すことのできる人材も多くいます。その上で、茜会が約30年以上に渡って積極的に地域の中で活動し、グループ全体で裾野を広げてきた強みを生かし、行政や地域の方々と一体となって、全国に先駆けて理想の超高齢社会を創ることは、決して夢ではないと思います。私自身、地域との関わりとして急性期医療の現場では「情報の発信」に力を入れていたのを、当院では「実践の場」として取り組むことができ、新たなやりがいを感じています。

充実の教育環境で自己実現を

これから入職される方には、ぜひこのフィールドを生かして、プロフェッショナルとしての自己実現と成長に役立てて欲しいと思います。大きな地域展開の中で個別の技術を学びとると同時に、「今、どういった活動の中に自分の仕事が位置づけられているのか」と社会における役割を自然と意識できる環境は、大変貴重です。また、若い人には基本的な教育がきちんとなされる上に、「こうありたい」と先輩の後姿をみて学び、グループの看護学校から最新情報を入手しながら、実践で経験を積むことができる点も魅力であると思います。

 

人と地域をつなげていく未来

最後になりますが、「高齢者医療」「障害者医療」を通して安全・安心な地域社会づくりのお手伝いをすることは、社会のニーズであると同時に、私自身の夢でもあります。その昔、100歳を越えた人生の大先輩が「老後のためにお金を貯めています」と冗談めかして語ったように、元気に生き生きと暮らす高齢者が増える未来、たとえ若くしてハンディキャップを抱えても、地域の中で希望を持って長生きができる社会を思い描きながら、一緒に理想の医療・看護・介護を追求していきましょう。さらに働きやすく、長く活躍していただける環境を整えながら、やる気あふれる方との出会いを楽しみにしています。

 

 

特定医療法人茜会 昭和病院083-231-3888診療時間 9:00-17:20 [ 土(午後)・日・祝日除く ]

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