集団発生の終息のご報告 -入退院・外来を、再開させて頂きます-

令和3年9月9日

昭和病院院長

 この度、当院における新型コロナ感染症の集団発生に際し、皆様方に大変ご心配、ご不便をお掛けすることになりましたこと、誠に申し訳なく心よりお詫び申し上げます。
 これまでの集団発生の経過をご説明いたしますとともに、保健所様のご指導を得ながら、十分な防御対策と経過観察の期間を経て、本日をもって集団発生が終息しましたことをご報告申し上げます。
 長くご不便をお掛けいたしましたが、入退院と外来は、明日9月10日(金)から通常どおり再開させて頂きます。どうか今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

【これまでの経過】
 当初8月16日(月)に、A3病棟(地域包括ケア病棟)の患者様が発熱してPCR陽性と判明し、新型コロナ感染症と診断されました。急遽、当院の入退院と外来を全面停止し、濃厚接触者を全面的に洗い出して、8月25日(水)までに、総計で1,200件にも上るPCR検査を行った結果、28名(患者様20名、職員8名)の感染者が判明いたしました。すべての感染者は、A3病棟の左棟に限局されていることも確認されました。感染された方々には直ちに、それぞれの重症度に応じて、抗体カクテル療法やレムデシビルなどの薬物療法、酸素療法などを実施いたしました。28名には、基礎疾患でお亡くなりになられた患者様で、ご逝去後のPCR検査が陽性であった方も入っておられます。
 当院の新型コロナ集団発生は、上述の早期治療のほかに、十分な感染防護策とゾーニング(感染リスクに準じて空間を分け、新型コロナウイルスを封じ込めることにより、感染拡大を防ぐこと)によって、A3病棟の左棟だけに局在化させ、感染拡大を防止することができました。また、8月25日(水)までに、A3病棟以外の全部署において、全職員、全患者様にPCR検査を実施し、全ての陰性を確認いたしました。。9月1日(水)に当院研修生からPCR陽性者が見つかりましたが、8月26日(木)より自宅待機となっておりました。
 このことから、保健所様との協議を経て、当院のこの度の集団発生は、8月26日(木)以降は院内感染による新たな発生がなく、2週間を経過した9月9日(木)をもって終息したと判断いたしました。明日9月10日(金)から、入退院や外来などを再開し、通常どおりの病院運営に戻させて頂きます。

 脅威のウイルスによる新型コロナ感染症との闘いは、これからもまだ続きます。ご不便をお掛けしております患者様、感染リスクにさらされながらも懸命に地域医療をお守り頂いている医療関係者の皆様には、これまでにも益してご教唆を賜りますようお願い申し上げます。