信州大学との生活動作支援ロボットcurara(クララ)の共同研究について

昭和病院ではリハビリ工学全般の専門チームをたちあげ、積極的に先進的リハビリテーションへの取組みを行っております。その一環として、“着る”ロボティックウェア「curara」の、信州大学との共同研究を開始することとなりました。長野県外では初の産学連携となり、大きな期待が寄せられています。

curaraとは、身体能力が低下した高齢者や障がいのある方が身に纏うスタイルの生活動作支援ロボットです。curaraは「普段の生活に近い形。衣服を着る感覚。」をコンセプトに開発されており、装着者の自然な動作を妨げず、より違和感なく使用ができます。

1月5日(金)、信州大学の橋本 稔(はしもと みのる)教授が当院に来院され、患者2名を対象に装着、実演を行いました。装着前と装着後での歩行を比較し、患者の感想を伺い、リハビリスタッフによる評価を行いました。

患者からは、「足を持ち上げてくれる感じがした。」「ふらつきが少なく安定して歩ける。」「重心が取りやすい。」「装着も慣れれば1人で行えそうだ。」といった前向きなコメントが聞かれました。

リハビリスタッフからは、「装着中は装着前に比べ歩数、歩行速度とも改善が見られ、装着後においても概ねそれを維持できており、スムーズに歩行ができているといえる。」との評価があり、curaraの有用性が伺えました。

今回デモが行われたのはcuraraの4号機。この後、2018年中に5号機を経て、2019年に製品化される予定です。より良い完成品を目指し、当院も全力で共同研究に取り組んで参ります。

なお、今回の実演の様子は1/20日(土)BS-TBS「夢の鍵」(17:30~18:00)にて放送予定となっております。是非ご覧ください。